おしりから直径10mm~12mm程度の内視鏡（ファイバースコープ）を挿入し、直腸から盲腸にいたる大腸の内部に異常がないか観察をする検査です。大腸ポリープや大腸がん、大腸炎などを発見することができます。

基本的には検査の1週間以上前に事前診察を受けていただく必要があります。この際に検査や大腸ポリープが見つかった場合の処置、検査前に服用いただく下剤のお渡しなどをします。1週間以内に検査をご希望の方はお電話にて受付にその旨をお伝えください。

患者様によって痛みに程度の差があります。ご希望に応じて鎮静剤を用いることが可能で、鎮静剤を用いた場合は眠った状態で検査を受けていただけますので痛みを感じません。

可能です。胃と大腸の同日検査をご希望の方は、お電話にて予約をお取りください。

検査自体は5~10分程度で終わります。大腸ポリープを切除する場合はもう少し時間がかかります。鎮静剤を使用した場合、検査終了後はお部屋でお休みいただいてからご帰宅となります。

検査前に検査着に着替えていただきますので、特に準備していただく必要はありません。

検査前日は20時から21時ごろまでに夕食を済ませ、検査終了までは絶食をする必要があります。以降は水やお茶、スポーツドリンクは飲んでいただいても問題ありません。アルコール類は検査前日は避けるようにしてください。

基本的に制限はありません。ただし、鎮静剤を用いた検査を行った場合、自転車、車やバイクの運転はできないため、公共交通機関もしくはご家族の方の送迎でお越しください。また、大腸ポリープ切除後は繊維質が多い野菜や果物は避け、消化の良い食事を摂るようにしましょう。

食事は可能ですが、ほどほどにしましょう。急激に食事を摂ると胃や腸がびっくりし、お腹が痛くなることがあります。消化の良いものから召し上がるようにしてください。組織検査や大腸ポリープ切除後は制限がかかります。詳しくは検査日にご説明させていただきます。

基本的に特に異常がなければ2〜3年後、大腸ポリープが見つかった場合は1~2年後を推奨しております。検査結果に基づいて次回の検査間隔についてお伝えさせていただいております。